男女平等学習団体としての活動

当会ではピアノを通じた男女平等学習活動の一環として

・日本においてピアノは女性が弾くものであるという固定観念の払拭

・女性が、ヨーロッパ圏の男性が作曲した曲を弾く際の手の大きさや筋力等のハンディキャップの克服方法の共有

等、社会的・文化的に生まれる性差(ジェンダー)や身体的(生物学的)性差によるピアノの学習における問題を活動の中で会員同士で共有・解決していきたいと思っています。

 

身近な例として、

手が大きいことで有名な作曲家

リスト・・・13

ラフマニノフ・・・13

の曲の中には女性が弾くのは非常に困難な曲が多いです。自分に向かないという理由で他の曲を選ぶのも選択肢の一つですが、

・和音をアルペジオにする

・和音を両手でとる

・和音を減らす

・跳躍の練習をする

など、アプローチの方法は多々あり、そういった経験を愛好家同士で共有していければと思います。

 

また、

 

中村紘子さん

アリシアーデーラローチャ

ジャンヌマリー・ダレ

イヴォソヌールフェビュール

ペラーダヴィドヴィチ

 

など、小さい女性ピアニストも多いので、そういった方々の演奏を多角的な目線で見ることで非常に高い学習効果を得られるかと思います。