渋谷美竹サロン


♪ 以下、過去のイベント内容です ♪

サロンコンサート~ピアノで奏でる愛の歌~ 於.渋谷美竹サロン 2022/10/16(日) ―演奏者コメントー

2. ピアノソナタ 第3番 ハ長調 Op.2-3 第1楽章 /ベートーヴェン           

この曲は、昭和の時代スヌーピーのアニメをテレビ放映していて、そこに登場する「シュロ ーダー」がいつもピアノで 弾いていた曲です。今回素敵な会場で演奏する機会をいただき 光栄です。ピアノサークルへの入会をきっかけに多くの方々と知り合い、毎日!ピアノに向 かうようになり、音楽ライフを楽しむ日々を送っています。

4. ワルツ 第2番Op.34-1 /ショパン

    タランテラOp.43 /ショパン

踊り出したくなるようなリズムの中にショパンらしいお洒落な音が隠れているタランテラ。 晩年のチッコリーニが表情一つ変えずに弾く渋い演奏動画を見て、私も 20 年後あんな風に 颯爽とカッコよくこの曲を弾いていたい!と今回初挑戦しました。 ワルツは、昔発表会で弾いた思い出の曲です。

6. 子供の情景 Op.15-1,7 /シューマン 

子供の情景は、瑞々しい感性と遊び心が感じられるとても好きな曲集です。こころを込めて 演奏したいです。

7. 舟歌 Op.60 嬰ヘ長調 /ショパン

ショパン晩年の最後の大曲です。ショパンが、自分の人生を振り返りながら、いろいろなこ とがあったけど、もう全てを受け入れようと達観したような、長調なのに、どこか物悲しい 印象の曲です。内容的にもとても難しい曲ですが、現在の自分の気持ちと合わせて挑戦して みたいと思います

 

 9. BACHの名による幻想曲とフーガ S.529 /リスト

BACH の音をテーマに半音階を駆使しながら不気味な雰囲気で繰り広げられる響きは正に ゴシック・耽美的な世界です。オルガンによるバージョンも同時期に作曲されており、こち らは教会で聴くと更にホラー感に溢れます。 初めて聴くと、とっつきにくい曲ですが、終結部分まで来ると高揚感があって、「ああ、こ れはバッハだな」と懐かしくなります。

10. 幻想的小品集 Op.3-1, 2, 3「メロディ<改訂版>」 /ラフマニノフ 

ラフマニノフ「幻想的小品集」の 3 曲目にあたるメロディは 1940 年に改作され、彼特有の ピアニスティッな和声が巧みに示されていると感じ選んでみました。ちょうどその頃ラフ マニノフはアメリカで市民権を得て、亡命した仲間と音楽コミュニティを作って活動して いたそうです。神戸出身の私が上京して 20 年が経ちましたが知り合いも居ない東京でピア ノ愛が溢れる皆様とご一緒でき幸せです。

11. 愛のワルツ /モシュコフスキー

モシュコフスキー というと練習曲を思い浮かべる人も多いと思いますが、こんな素敵なワ ルツも作ってたんですね。初めて聴いた時は「フランスっぽいな」と思いましたが、だんだ ん私の中で「ライトアップされた夜の表参道を歩いてる」というイメージが出てきました。 今では大変お気に入りの曲になってます。

13. 洋上の小舟 /ラヴェル

「鏡」全曲プロジェクト推進中で、今日は第三曲「洋上の小舟」を。どんぶらこと浮かぶ舟 は移ろいやすい人間の悲しさを描いているとか。来年より渡米が決まりみなとは一旦休会 してしまいますが、戻ったらまたご一緒できることを楽しみにしています。向こうのピアノ 事情はわかりませんが新たな出会いや学びに期待したいです。

14. バラード第1番 Op.23 /ショパン

ショパンのバラード1番は羽生結弦選手が平昌オリンピックで使用したことでより多くの 方に知られるようになりました。甘美な優しさや哀愁漂う美しいメロディーとともに緊迫 感を持ち合わせるダイナミックな曲であり、ピアニストであれば誰もが弾きたがる人気を 博した曲となっています。繊細かつドラマティックなショパンらしさが詰め込まれた世界 観を是非お楽しみ下さいませ。

15. エチュード OP.25-5 /ショパン

      Vocalise /ラフマニノフ=コチシュ

再開して 4 年目、大人のピアノはどうやら「沼」らしい事が分かってきました。足が攣るほ ど背伸びした作品に挑戦して深みにハマってるのに、何だか面白い...。

OP25-5 ではトリッキーさに驚愕し、ヴォカリーズでは自分がユジャ=ワンではない事を順 当に思い知る毎日ですが、この楽しさたるや。やめられません。

16. エチュード「音の絵」OP.39-8,39-9 /ラフマニノフ

「音の絵」という題名に興味を抱いて取り組んだ練習曲集ですが、ラフマニノフの作品中の 難しく感じられるあらゆる音形がこの曲集の中に網羅されているように思います。作品 39 は 8 曲が短調の曲ばかりですが、最後の華やなニ長調の曲と、同主調で美しい曲の2曲組 み合わせて演奏出来るよう練習に励んで参りました。

17. パガニーニの主題による狂詩曲 より 第18変奏曲 /ラフマニノフ

      クープランの墓より プレリュード /ラヴェル

二曲とも初めて聴いたのはオケで、とても感動したのを覚えています。 私は弾くだけで精一杯ですが、少しでも曲の魅力をお伝えできればと思っています